F.L.C.N.

今年もHeart Rock に行ってきました。


まずはじめに。。。

全てを撮っていたCFカードのデータがクラッシュ！！

というあまりにも悲しい事態となり。。。
現在データ修復を試みているが、事態は最悪。
結局一枚の写真も救い出すことができずです。。。


あの DELTAの巣 で催された楽しかった酒池肉林の記録も。。。
行軍中に若さ弾けてニコニコ顔で周辺警戒していたSHIGEクンの姿も。。。
蜂の巣になりながらも虫の息でなかなか死なないMARKさんも。。。
全ての写真が。。。

デジタルの致命的な弱点ですね。
失う時は全て。。。

そんなこんなで、ZOE氏から頂いた写真で記事を書きます。



今回、F.L.C.N.からは
ZOE MATCH 白髭 BURUMA隊員の4名。
今年も DEVGRU RED SQUADRON での参加。







作戦行動中の写真もたくさん撮っていたのですが。。。残念。。。




今回、個人的に一番のポイントは、
東京装備バカのmorizo氏から託されたAN/PVS-31
morizo氏が資料等から各部の寸法を割り出し、3Dプリンターにより出力された一点モノです。
プロトタイプを託して頂きホントに有り難うございます！！！！
商品化が待ち遠しい！！



トップでも使っていた写真ですが、
加工をしてレンズを入れてみました。



AN/PVS-31について
2眼ではPVS-15が広く認知されているけど、このPVS-31は
PVS-15や他にも幾つかあるBinocularタイプにおける弱点を克服した次の世代のモデルというコトみたいです。
PVS-31のメリットは、何といってもコンパクトであることと軽さです。
装着してみて感じたことは、レプリカではありますが、NVGマウントで上に跳ね上げ、チューブハウジングを左右に開くと重心は頭頂部に近くなり、首への負担がかなり軽減されるということ。
同時にヘルメットにフラットに格納されることで出っ張りが少なくなり、ぶつける等の機器を壊してしまうトラブルも減ります。
0.99lbs（450g-実物の重量）という1ポンドを切る軽さと相まって,長時間の作戦だったらかなり楽なんだろうなぁと。
因みに、PVS-15は22.9oz（約650g）
あと、何より特徴的なのは、使用時にそれぞれのチューブが独立して視界外まで跳ね上げられること。
両眼で覗くことのメリットは遠近感の把握、視野角の広さがあるが、
とはいえ、色々な状況下では即座に裸眼で目視する必要もあり、そういった使用者の瞬時の判断に対応力が高くなっています。
と。
TNVCサイトの情報から翻訳、要約＋αしてみました＾＾




L-3 AN/PVS-31 BNVD
Gen3 Binocular Night Vision Device



以前、morizo氏が製作し、日本の装備バカ業界に一大ムーブメントを引き起こし、
ZERO DARK THIRTYでも有名になった4眼（GPNVG-18）なんかは今でもハイエンドモデルなんだろうけど、多分、作戦によって使い分けられているんじゃないだろうか？というのも、
視野角の広さでは群を抜いているけど（視野角97°）重さは27.0oz(765g)もある。
とはいえ、4本の増幅管を搭載しながらこの重量に納めていることって。。。スゴイ。
これも因に一般的なMonocular、Binocularだと（PVS-15も）共に視野角は40°



L-3 GPNVG-18
Ground Panoramic Night Vision Goggle






ともあれ
これから普及してゆくであろうPVS−31。
DEVGRUからの使用画像も時間の問題でしょw

CYBERNETIC NINJA からの発売が待ち遠しい。。。ホントに。




written by shirohige